体調が悪くて動けない日は、1日が1週間のような長さに感じて、自分に価値がないように思えてしまうときがあります。
それは、体だけでなく気持ちが沈んで行動できないときも同じ。
そんな日は「休みが必要なサイン」だと受けとめて、無理に何かをしようとしないことが大切なことに気づきました。
動けない日の気づき
例えば、ベッドからほとんど出られなきとき。何かしなきゃと頭では思うけれど、体がついてこないとき。
体だけ休めて、気持ちが休んでないと、体もだけど、”私”を回復できない。
「こんなことしてる場合じゃないのに」、「アレもコレもやらなきゃいけないのに」なんて思いながらダラダラしても回復できないんです。
そんな休み方を続けれは続けるほど、回復に時間がかかります。だから、休みが必要なサインを感じたら、「今日は何も考えずダラダラする!」という潔さが必要。休むことを自分に許す練習です。
頑張らなくていい
動けるときや、動けるようになったとき。
「アレもやって、コレもやって、そしたらアレも…」と、無意識に自分にプレッシャーをかけていたり、無自覚に張り切ってしまっていたりして、そのせいで気持ち悪くなったりすることがあります。
そんなときは、呼吸が浅くなっていたり、止まっていたりすることに気づきます。
ゆっくり吸って吐いて、呼吸を整える。
頑張らなくていい。
怠けなければ。
「焦った気持ちでやっても、穏やかな気持ちでやっても、かかる時間は変わらないんだよね」と、体も心もラクになります。
“休む”ことも練習
休むのは、ただ横になっているだけの時間のように思えるかもしれません。
休むのが苦手な人にとっては、体も心も休ませるには練習が必要です。
動けない自分を責める代わりに、自分を休ませて回復できることは”成長”なんだと認める。
焦らず、無理せず、一歩ずつ自分を取り戻す時間には、本来の能力を発揮できるようにさせるなどの十分な価値があります。
小さな一歩を大切に
思うように動けないと、自分に価値がないように感じてしまうときがある。…同じ思いをしたことのある人ってきっといますよね?
「休む=サボり」ではなく、「休む=セルフケアのひとつ」と捉えると、気持ちが軽くなります。
休むからこそ、動ける日がより活きてくることを忘れないようにして、頑張りすぎていないか気づけるようになる。
呼吸はそのひとつのバロメーターになります。