ずっと昔
「朝のお口のネバつきに〇〇」
といったテレビのCMを見て、
口の中のネバつきってなに??
と思ったことがありました。
口腔内検査でわかったのですが、
私の口の中はサラサラな唾液が大量に循環していて、
菌が繁殖するヒマがなく、
ねばついたり虫歯になりにくいんだそうです。
今も朝の歯磨きはしませんが、
舌はみがきます。
唾液の量や質は、
アンチエイジングや、
体の状態を左右する大切なものですが、
それはまた別の記事で書きますね。
今日の記事です。
「朝の5秒でつくるキレイ」の習慣。
朝は体内を浄化するのに、
いちばんいい時間帯です。
体の中の不要なもの(毒素)を、
体の外に出す働きが
1日の中でいちばん活発になる時間なんです。
そんな朝に行いたい習慣のひとつに、
「舌みがき」があります。
舌をみがく理由
私たちの身体は、
夜眠っている間に修復作業を行っています。
世界最古の伝統医学
インドのアーユルヴェーダでは、
舌苔(“ぜったい”という舌についている苔)を
身体の修復作業で消化吸収できなかった未消化物(毒素)として
朝起きたときに取り除きます。
これを取り除くことで、
- 免疫力アップ
- 虫歯や歯肉炎の予防
- 口臭の予防
- 味覚がよくなる
- 口の中を爽やかにする
といった様々な健康やエチケット効果が得られます。
毎朝舌を見ることで、
身体に変調があれば
いち早く気づけるようにもなります。
舌で見る自分の健康状態
中国医学でも舌を診察しますし、
アーユルヴェーダ医も舌診(ジブハ・パリ―クシャ)といって、
体質や内臓を見る診察基準に舌を診ます。
自分でもかんたんに体調を判断する方法のひとつが舌の色です。
- 舌が白っぽい→食べ過ぎ/運動不足(でだるい)/巡りが悪いなど
- 舌が黄~赤→ストレス注意/イライラしやすい/アルコール注意など
- 舌が紫っぽい→情報過多/移動・異動などがあったばかり/冷え/血液がドロドロなど
自分の体調を
ほんの数秒で毎朝チェックできます。
毎日舌を見ていると、
- 昨日は食べ過ぎた
- 遅い時間に消化が悪いものを食べた
- 飲み過ぎた
など、
上記の色に関わらず、
「お、今日の舌はキレイだな」
と自分の身体の状態がわかるようになります。
舌の正しいみがきかた
舌みがきの道具には、
こんな形をしていて、
色々な素材でできた
タングスクレーパーというものがあります(これは金属のもの)。
これで舌をそっと撫でるようにして、
舌苔をとりのぞきます。
決して!
ゴシゴシこすらないでください。
「歯ブラシでやらないで」
とよくネットなどに書かれていますが、
実は私はずっと歯ブラシを使っています。
歯ブラシでも大丈夫なのですが、
力加減のわからず、
歯をみがくようにこすってしまう人が多いからだと思います。
歯ブラシを使うなら、
舌奥から舌先に向かって、
歯ブラシをサッサッと舌を撫でるように動かします。
どちらを使うにしても、
ゴシゴシこすってしまうと舌を傷めてしまいます。
舌を磨く、
舌苔をとりのぞくというより、
そっと撫でるイメージで十分取り除けるので、
味蕾などを傷つけないようにゴシゴシするのは避けてください。
みがくのはいつが一番いい?
「朝起きたらまずはお水(白湯)を飲む」
といった習慣のある人は、
ぜひ舌みがきをしてしてからに!
せっかく出された
未消化物やら、毒素やら、細菌を
体内にまた飲み込んでしまうことになります。
なにか食べたり飲んだりした後だと、
舌の色が変わってしまうことがありますし。
なので、
朝起きたらまずはトイレか舌みがきをして、
体の中から美と健康をつくりましょう♡
ではまた次回(^^)
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