歩きながらインナーマッスルを意識すれば…うん、歩く姿が美しくなる。
アウターの筋肉だけを意識すると、姿勢が崩れる、疲れやすい、走るとケガをしやすくなる。
てくてく散歩する私の頭の中です。
職業病かー!?(」゚ロ゚)」
と自分でときどきツッコミを入れてしまいます。
昨日のヨガクラスの前に、「もしも私たちの体にインナーマッスルがなかったら、普段している動きはロボットのようになるし、動きに気をつけられない人はケガをしまくるようになる」というお話をしました。
詳しくはこちら↓
よくやりがちな腹筋運動だとポッコリお腹が凹まない理由も書いてます。
ボディビルダーのような、ムキムキな筋肉をつけるのではなく、
- 縦に割れた腹筋
- くびれたウエスト
- ペタンコなお腹
を手に入れるには、姿勢や動作まで美しくなるインナーマッスルを鍛えればいいのです。
それにこのインナーマッスルを鍛えるのに、特別なマシンや場所はいりません。
電車の中でも、信号待ちのときでも、歩きながらでも、どこでも好きなときにできるエクササイズで鍛えることができます。
どこでもできる!くびれたウエストと割れた腹筋をつくるエクササイズ
1.実験!必要な筋肉を感じられる?
鼻でゆっくりと息を吐いていきます。
お腹周りが締まっていくのを感じます(感じられない場合は筋肉が衰えている可能性大です)。
この筋肉は、お腹から背中までをコルセットのように覆っている腹横筋という筋肉です。
この筋肉は実際コルセットのような形をしていて、天然のコルセットともいわれています。
この筋肉が緩むとお腹がポッコリ出て姿勢や体型が崩れてしまいます。
呼吸は筋肉で行われています。
肺は自分で動けないですからね。
その呼吸を行う筋肉のうち、感覚がとらえやすく鍛えやすいのが腹横筋と骨盤底筋(群)というインナーマッスルです。
息を吐き切るときに下腹を締める(か引き込むようにする)と、骨盤の下の方にある筋肉が締まる感じがするのが骨盤底筋です。
骨盤底筋は、お尻の筋肉を締めずにゆるめたまま肛門だけを締めるとわかりやすいです。
筋肉の動きを感じられないのは弱っているということ。
これらのインナーマッスルが弱っていると、猫背や、体の歪み、疲労感、自律神経の乱れ、ポッコリお腹の原因になります。
2.実際に筋肉を鍛えてみよう!
この体幹のインナーマッスルは、呼吸だけで鍛えられます。
どこでもできるし、お金もかかりません。
息を吐き切るときに、お腹周りの天然のコルセットが締められていくのを感じて、最後に下腹を締めるか引き込むようにしてみてください。
はじめのうちは3回でもキツく感じるはずです(吐き切れていないと、キツく感じません)。
息を吐ききったら、今度はお腹周りをゆるめて自然と息を吸いましょう。
1日に3回〜5回。
できるようになったら回数を増やしてOKです。
もしいま感覚がなくても、繰り返しているとわかるようになります。
これはファーストステップですが、これだけでも必要なインナーマッスルが鍛えられます。
なんですけど、呼吸ってわかりにくいせいもあって「ひとりだとできない」と言う方がいます。
他の方法よりずっとラクにウエストが引き締まりますし、お腹をペタンコにする筋肉が効果的に鍛えられる方法ですから、「わからなくてもやってみるか」くらいの気持ちで1週間くらい続けてみてください。
自分自身にどんな変化があるか観察する気持ちで続けていると、嬉しい副産物的な効果があるはずです。それに気づけたあなたはもうヨガをしています。
ではまた次回^^