ニセの食欲ーそれ本当にお腹がすいていますか?ー

「先生はごはんを食べた後、30分とか1時間でお腹がすいたりしますか?」

と質問されました。

「糖質が足りないのかと思って、甘酒を少し食べたら落ち着いたんです」。

だそうです。

 

脳にとっての栄養は

ブドウ糖だけです。

 

なので糖質を極端にカットしていたりすると、

脳が「栄養が足りない〜」となって、

「お腹がすいた!何か食べろ!」

とサインを出すことも考えられます。

 

でも野菜、果物、豆類にも糖質は含まれていますし、

カレーのルーやケチャップなどの調味料にも糖質は含まれています。

 

栄養失調になる(または近い)くらい、

食べ物が食べられないとか、

食べていないとか、

低血糖症だとか、

極端に食べるものや栄養が偏っているとか、

 

そういうことでもない限り、

糖分不足にはなりにくいんです。

 

この方の場合、

体が弱っていて、

食事が摂れていなかったので、

ブドウ糖が足りなかったのかもしれません。

 

というわけで、

今日はこんな記事です。

 

すぐにお腹がすく?ニセ食欲

 

天丼カツ丼などの丼もの、

ラーメンやパスタなどの麺類、

レトルトや冷凍食品、

お菓子やジュース、

ビールなどのアルコール。

 

今の日本の食事の傾向は、

炭水化物や砂糖など糖質が多く、

食物繊維やミネラルやビタミンが少ない、

糖質過多になりやすい食事が多いんです。

 

炭水化物を1年以上制限して実感したのですが、炭水化物を控えると肌が若返り、体が軽くなります↓

【2週間で5キロ近く体重が落ちた食事のしかたー体質改善と老化防止】

2週間で5㎏減した食事のしかた

ちょうどこの頃↑

久しぶりに会ったお弟子ちゃんが、

「なんでも中途半端な知識でやっちゃダメなんですねぇ」

って言ったのです。

 

今はたくさんの情報が溢れていて、

自分で勉強して試すことができますが、

 

自己流でやって体を壊した人、

かえって太ってしまったという人がいます。

 

洋服と同じで、

自分で作るかお店で買うか、

そのどちらかみたいなもので、

 

「自分には技術がない」「周りの人にもない」

となれば「どうしようか」と悩むものではなく、

「必要だけど自分にないから他から調達する」

となりますよね。

 

相談にいらしたり、

ヨガに参加されたりするのも、

 

「どうしたらいいかわからない」

「これでいいのか確認したい」

「健康や体のことは、そればっかりやっている人に聞こう」

そんな理由からだとおもうのです。

 

そんな相談や質問に対するわたしの回答は、

(知識や経験を基に)

「わたしが同じ立場ならこうする」

というものになりますので、

 

「先生はごはんを食べた後、30分とか1時間でお腹がすいたりしますか?」

つまりニセ食欲(false appetite とか fake hungerと呼ばれます) かどうかを確認するには、

  • とりあえず水を飲んでみる
  • (できる場合)は軽くヨガをする
  • 軽いストレッチをする
  • 体に聞く超短瞑想をする

このどれかをやってみます。

 

ニセの食欲なら、

空腹感がおさまり

「あ、ニセだった」

とわかります。

 

消化されないまま

体の中に残った食べ物は、

体に害をおよぼす毒素(アーマ)になります。

 

本当は空腹ではないニセの食欲は、

毒素を作る原因になるのです。

 

体が衰弱しているからとか、

子どものときから、

  • 一度の食事が極端に少ない
  • 一度にたくさん食べられない

という人の中には、

お腹がすくまでの時間が短い

という人がいますが、

 

そうではない人の場合のニセの食欲は、

  • 消化器官に負担をかける
  • 消化器官を疲れさせる
  • 体に余分なものを蓄える
  • 体内に毒素を作る

その結果、

  • 肥満
  • 病気や体調不良
  • 老け見えや老化

の原因になります。

 

いつまでも若々しく、美しく、元気にいるには、

本当の食欲が湧いたときだけ食べるようにしましょう。

 

ニセ食欲かどうかの見分けかたは、

  • とりあえず水を飲んでみる
  • (できる場合)は軽くヨガをする
  • 気持ちいい呼吸で軽いストレッチをする
  • 「本当に食べたい?」と体に聞く(超短瞑想)

どれかをしてみて、

本当の空腹かどうか確認してみましょう。

 

お酒や甘いものには

中毒性がありますから、

過度に飲んだり食べたりしたがるときは、

 

「ただの脳の欲望なんじゃない?」

「これって脳に振り回されてない??」

 

と頭(脳)の欲求ではなく体の声を聞いて、

自制心が必要になることもあります。

 

そんな自制心を強くしたり、

自分の体の声を聞けるようになるのが

ヨガや瞑想なのです。

 

ヨガを続けている人に

若々しい見た目の人や元気な人が多い

といわれる理由かなと思います。

 

ではまた次回😊

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