WBC決勝戦。
今日はあちこちで、この話題を耳にしました。
そんな私も、
と騒いでおりました(笑)。
真剣な表情、集中が高まった人の持つ”気”。
カッコいいなぁと思うのです。
世界の舞台で活躍する人や、自分のやりたいことを実行している人の共通点は、自己管理と、自己コントロールが上手。
それって、体を鍛えることでできるようになります。
ヨガや瞑想を習慣にしているトップアスリートは多いですね。
「できる」と思うとできて、「できない」と思うとできない。
リアルに想像できるほど、それは現実に反映する。
これを実感できるのは、ヨガの成果のひとつで、おもしろいところ。
そんな想像力をヨガアサナ(ポーズ)を通して鍛えるのも、ホリスティックヨガの特徴ひとつ。
「できる」ようになりたい目標があるときは、「できて当たり前」となった自分をリアルにイメージすることを繰り返し、想像力を鍛えつつ、実際に行動することが大事。
ヨガの教えの「今、ここ」の効果と意味
ヨガの教えに「サンスカーラ」というものがあります。
“潜在意識に記憶されている印象”の意味で、過去の体験やイメージや思い込みのことです。
私たちの意識の9割以上を占めるという潜在意識(無意識)やサンスカーラは、わたしたちの考えや行動に影響を与えています。
そんなサンスカーラは今この瞬間も形成されていて、この先の未来に大きな影響を与えます。
たとえば、
「今の生活が気に入らない」
「お金があればいいのに」
といった想いは潜在意識に刻まれて、そのまま潜在意識となり、何度も繰り返し思ったり言葉に出したりすると、それは信念になり、確信へと変わり、サンスカーラが自動的に発動し、知らず知らず行動に影響を与え、気に入らない生活、お金がない生活が実現し、豊かな生活や、お金持ちになるチャンスを逃すのです。
なぜヨガの教えが「今、ここ」なのか
それはネガティブな想いや考え(サンスカーラ)というものが、「今」ではなく、「過去」や「未来」に思いを馳せたり、意識が飛んでいるときに生まれるからです。
今この瞬間ではなく、起きてもいない未来への妄想や、起きてしまった過去の記憶から生まれているということです。
ヨガの教えは、サンスカーラに振り回されるのではなく、サンスカーラを上手に利用して、理想の人生を自由に歩む方法を教えてくれています。
「今、ここ」で生じているサンスカーラは、未来に自分に大きな影響を与えるんだ、
ネガティブなサンスカーラを生まないために、「今、ここ」に集中する時間を慎重に取り扱おう。
「今、ここ」にないものではなく、「今、ここ」にあるものに感謝しよう。
という風に意識をしつつ、「こうなりたい自分はもう叶っている」という体で、考え行動してみる。
「今、ここ」にいる自分を変えれば、未来は変えられる。
未来や過去に意識を飛ばされないよう、「今、ここ」に意識を常に持つように練習して、潜在意識を使って、欲しい未来を叶えていきましょう。
というヨガの教えなのです。