「夏の方がむくみを感じるんです」
という生徒さん。
わかります。私もです。
そんな私たちの共通点は、暑さが苦手で、キンキンに冷えた部屋が好き😅
でもいくら夏が暑いとはいえ、体を冷やすことは、細胞の働きを低下させます。
夏のむくみの原因
夏はクーラーの当たり過ぎや、冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎで、水分を出すことが滞ってしまうむくみやすい季節なんです。
前出の彼女の職場の席は、クーラーの風が直に当たるそうです。
席替えもできないというので、風から体を守るように
- 首にスカーフを巻いたり、
- 膝掛けを脚にかけたり、
- 靴下をはく
といったアドバイスはしたのですが、一日中クーラーの風に当たっていたら誰だって体が冷えてしまいます。
クーラーの当たりすぎ、というか、冷えはむくみの原因のひとつです。
むくみをほうっておくと、夏バテや体が疲れやすくなるといった体調不良の原因になります。
ふだんの生活で、
- 湯船に浸からずシャワーだけ
- 運動をする習慣(や機会)がない
- 立ちっぱなしや座りっぱなしが多い
- 冷たい飲み物や食べ物をよく口にする
- 冷房が効いた場所で過ごすことが多い
- 塩分が多くて濃い味つけの食べ物が好き
といったことをしていると、水分の代謝や血流が悪くなって、むくみやすくなります。
「むくまないように」と水分を控えようとする人がいるのですが、熱中症の危険がある夏はNGですし、水分不足もむくみの原因なんです。
むくまなくなるためには、「摂る」「出す」のバランスがポイントです。
体を冷やさないよう心がけて、水分を適切にとって、汗や尿でしっかりと出すこと。
具体的には、
- 水はできるだけ常温で飲む(アーユルヴェーダのピッタ体質の人は冷蔵庫で冷えたくらいのものでもOK)
- 首・足首・手首を冷やさない
- 体内の水分バランスを整える夏野菜を摂る
- 汗をかいて水分代謝を高める
適度な運動をして、汗をかける体になることは、巡りの良い体になるために大切ですし、暑さに負けない体づくりにもなります。
全身のストレッチは、血流や水分の滞りが解消されます。
下半身の筋肉を鍛えると、血流や水分代謝が活発になって、むくみにくい体になります。
冷たい食べ物を食べたいときは、体を温める薬味やスパイスと一緒に摂る工夫を。
食事で摂る水分以外に1ℓくらいの水分を摂りましょう。
夏のむくみは、夏バテや体調不良につながることがあることを忘れず、胃腸や体を冷やさないようにして、下半身の筋トレや全身のストレッチでむくまない水はけの良い体で、ダルさや夏バテを回避してください。
ではまた次回(^^)